ハイヤーを社用車とする企業が増加中

ハイヤーの利用方法として、企業が社用車として導入するケースが年々増えています。ある程度の規模の企業になると、役員以上の肩書きがある人には専属の運転手が付いていることが通例でした。いわゆる「お抱え運転手」と呼ばれており、現在でもそのような制度を残している企業もあります。運転手を自社で雇うのか、それともアウトソーシングするのかという点はそれぞれメリットとデメリットがありますが、シンプルに経費だけを考えた場合は、アウトソーシングする方に軍配が上がります。

運転手をアウトソーシングしたいと思ったとき、依頼するのはハイヤー会社です。ハイヤー会社に依頼をするとき、毎日のように依頼するのか、週に数回程度でいいのかなど条件の打ち合わせが行われます。企業の役員は常勤の場合だけではなく、週3回程度の雇用なこともあるからです。料金については表向きには公表されていない場合が多く、社用車としての契約台数や常勤として利用などによって変わってくるでしょう。

アウトソーシングすることによって、プロのドライバーが派遣されますし、お得意様の企業であれば指名されるドライバーはハイヤー会社内でも実績のある評判のよいドライバーになるでしょう。運転技術はもちろん、ホテルマンのようなホスピタリティを身に付け、さらに外国語が堪能であるのが一般的です。ハイヤー会社としても、スキルの高いドライバーにしか任せることができないと考えているからです。とはいえ、ハイヤー会社によっては運転手を固定できないシステムという場合もあるので注意が必要です。この場合も、ハイヤー会社として自信を持って派遣できるスキルの高いドライバーに声がかかることは間違いありません。

一方、企業が直接運転手を雇い入れをする場合は、運転手の募集から面接、指導などが必要です。手間暇かけて仕事を教えても退職する可能性もあり、そうなった場合は再び募集からスタートしていかなければならないでしょう。思いのほか雇い入れについては時間を割くものであり、人事部の負担になるものです。

また、アウトソーシングすることによって、車両の維持費が必要なくなります。社用車として使われる車両は高級車ばかりですし、保険料や税金、車検といった維持費も相当な額になります。故障すれば修理費用も必要ですし、駐車場も必要でしょう。これらが必要なくなり、これらのことを管理する部門も必要なくなるため、かなり大きな経費削減となることは間違いないでしょう。